普段なんとなくわかっているイメージで選ぶことが多いかもしれませんが、実ははっきりとした違いがあります。
旅行のテーマや目的により宿泊先の選び方は変わります。
『快適度』『個性』『価格』を比べて、ベストな宿泊先を選びましょう。
旅館業法では、おもに和室の部屋数が5室以上、1室あたりの広さが7㎡以上であれば『旅館』。
おもに洋室の部屋数が10室以上、1室あたりの広さが9㎡以上ある場合には『ホテル』と定められております。
そして旅館業法の定めに満たない宿泊施設を『民宿・ペンション』と呼びます。部活動の合宿や海水浴、スキーなどで利用するお客様が多いのが特徴です。
●旅館
・客室:おもに和室
・寝具:布団やベッド
・スタイル:2名以上、基本的に夕食/朝食付き(施設により素泊まり、1名利用も可能)
※サービス面(おもてなし)がメインです。お部屋のお世話から各種手配、お食事のサポートなど、さまざまなサービスを取り仕切ってます。
●ホテル
・客室:おもに洋室
・寝具:ベッド
・スタイル:1名以上、基本的に朝食付き/なし
※コンパクトに整えられたお部屋が並び、人数やテーマによりさまざまなカテゴリーのお部屋があるところも。セキュリティを高めたり、プライバシーを保護するために防音対策が取られていたりなど、快適さに重点を置いた作りです。
●民宿・ペンション
・客室:和室、洋室
・布団やベッド
・2名以上、基本的に夕食/朝食付き(施設により素泊まり、1名利用も可能)
●旅館
・温泉や露天風呂など、お風呂が充実している
・基本的に食事付きなので、食事の手配に困ることがない
・部屋食が可能なところもある。仲居さんが配膳もしてくれ、至れり尽くせり
●ホテル
・客室のプライバシーが保たれている
・食事は好きな時間に、好きな場所でとれる
・ハウスキーピング(部屋の清掃)を頼むかどうかも、自身で決めることができる
●民宿・ペンション
・地域の特産品、名物等、家庭料理が味わえることが多い
・地元の話など、フレンドリーに話しができることがある
・料金が旅館よりも割安であることが多い
それぞれのメリットを参考に、同行者や宿の好み、旅行の目的やスタイルに合わせて上手に宿を選びたいですね。
更新:2017年4月24日
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