燃油サーチャージとは、航空機に使われる原油価格の高騰に伴い、それまで航空会社が賄っていた一部の料金をお客様にご負担していただく料金のことを差します。
1997年に国際航空運送協会(IATA)より制度が認可され、日本では2001年より導入開始となりました。
最近では、全日空・日本航空が2016年4月1日発券分より燃油サーチャージの料金を0円としていましたが、2017年2月1日発券分よりそれぞれ燃油サーチャージを復活させたため、現在は有料となっております。
原油(シンガポールケロシン)価格の相場に合わせて、燃油サーチャージの料金も変動致します。
現在では多くの航空会社が、原油価格の変動に伴い、2か月に1回燃油サーチャージの見直しを行っております。
燃油サーチャージは、搭乗日または予約日で確定すると思われがちですが、実際には「航空券を発券した日」に確定致します。
そのため、同じ日の出発でも燃油サーチャージの料金が違う場合があります。
例)7月31日までは無料
8月1日より燃油サーチャージがかかる場合
8月10日出発分の航空券を7月27日に発券した場合
・料金は発生しません
8月10日出発分の航空券を8月2日に発券した場合
・料金が発生します
この場合7月27日に発券した方がお得になります。
燃油サーチャージは各航空会社により料金が異なります。
また、同じ航空会社であっても、目的地や路線によって異なります。
乗継がある場合、その乗継便にも燃油サーチャージが掛かる場合があります。
もし予約済の航空券をお持ちで発券期限に余裕のある方は、航空会社のホームページで燃油サーチャージの情報をチェックしながら発券のタイミングを計ってみてはいかがでしょうか。
更新:2017年6月26日
ご質問、ご相談、資料請求はこちらからお気軽にお問い合わせください。
Copyright (C) TOPPAN TRAVEL SERVICE CORP. All Rights Reserved.