旅行業界における資格

どのような資格があるのか

日本の旅行業界における資格は、旅行会社の運営自体に必要なものや、システムを扱う方向けのものなど、取得する目的によって異なる資格が存在します。今回は、その中でも主要な資格をいくつか紹介いたします。

旅行業務取扱管理者資格

旅行業界においてもっとも有名で、かつ資格の取得が重要な意味を持つのが、この「旅行業務取扱管理者資格」です。観光庁の代行機関として、日本旅行業協会(JATA)が実施しています。
「旅行業法」により、旅行会社の営業所毎に管理者が1名以上(従業員が10名以上の営業所では2名以上)いることが義務付けられているため、反対に言えば旅行会社は管理者がいなければ営業所を開設することができません。

この資格には2つの種類が存在し、それぞれの違いは下記の通りです。

●総合旅行業務取扱管理者: 日本旅行業協会(JATA)が代行機関を務める検定試験で、国内・海外両方の旅行業務を取り扱う営業所は、この資格を保有する方を責任者に選任する必要があります。
●国内旅行業務取扱管理者: 全国旅行業協会(ANTA)が代行機関を務める検定試験で、国内旅行業務のみを取り扱う営業所は、この資格を保有する方を責任者に選任する必要があります。

尚、以前の名称は「旅行業務取扱主任者」であり、よく「主任者試験」と略されていましたが、2005年に改正され、現在はこちらの名称に変更になっています。

<受験資格>
観光庁長官により受験を禁止されている者を除いて、どなたでも受験することが可能です。

<合格率>
23.4%(平成29年度)

【参考および出展】 http://www.jata-net.or.jp/seminar/

旅程管理主任者資格

日本添乗サービス協会(TCSA)が実施しており、JATAの総合旅行業務取扱管理者と同様、2種類の資格が存在し、国内のみ添乗ができる『国内旅程管理主任者』と、国内・海外ともに添乗できる『総合旅程管理主任者』に分かれています。

企画旅行(募集型・受注型)に同行する主任添乗員は、この資格の取得が義務付けられており、まず旅程管理主任者研修を修了(合格)する必要があります。研修の修了後、添乗実務を経験することで、初めてこの資格を取得することができます。

<受講対象>
現に旅行業(旅行会社等)に従事されている方

WEBサイト:http://www.tcsa.or.jp/management/

エリア・スペシャリスト(AS)

2015年にスタートした比較的新しい養成講座です。修了試験に合格し、規定の要件を満たすと「エリア・スペシャリスト(AS)」に認定されます。世界の国や地域を8つのエリアに分け、海外旅行販売に欠かせない知識(観光・地理、文化・歴史、自然、飲食・ショッピング、ビジネス・トラベルなど)を学習することができます。

<エリア区分>
●ヨーロッパⅠ
・デンマーク・ノルウェー・スウェーデン・フィンランド・英国・アイルランド・ロシア・オランダ・ベルギー・ドイツ
●ヨーロッパⅡ
・フランス・スイス・ハンガリー・チェコ・オーストリア・クロアチア
●ヨーロッパⅢ
・イタリア・マルタ・スペイン・ポルトガル ギリシャ・トルコ・エジプト・ケニア・南アフリカ・モロッコ・UAE
●アジアⅠ
・中国・台湾・香港・マカオ
●アジアⅡ
・インド・ベトナム・カンボジア・タイ・マレーシア・シンガポール・インドネシア・フィリピン・韓国
●北・南米
・カナダ・アメリカ本土・メキシコ・ペルー・ブラジル・アルゼンチン
●ハワイ・マリアナ
・ハワイ州・グアム・サイパン・北マリアナ諸島・テニアン島・ロタ島
●オセアニア・太平洋
・オーストラリア・ニュージーランド・タヒチ・ニューカレドニア・フィジー

<受験資格>
観光庁長官により受験を禁止されている者を除いて、どなたでも受験することが可能です。

WEBサイト:http://www.traco.jp/as/index.html

アマデウスシステム検定

アマデウスは、世界190カ国以上で利用されている予約端末(GDS:Global Distribution System)の一つです。この検定はアマデウスのシステム操作スキルを認定する試験で、2006年に開始されました。レベルは4段階に分かれており、既に航空会社や旅行会社に勤務されている方や、旅行業界で将来の活躍を目指す学生も対象としています。

<レベル>
・Specialist (初級)
・Expert (中級)
・Air Expert (中級)
・Master (上級)

<受験資格>
・アマデウスの操作経験がある方(トレーニング中の方でも受験可能)
・大学・専門学校等でアマデウスを勉強された方(またはしている方)
・派遣会社に登録され、アマデウスのトレーニングを受講された方

WEBサイト:http://exam.amadeusjapan.co.jp/index.html

全国通訳案内士

従来は「通訳案内士」と呼ばれていましたが、改正通訳案内士法が平成30年1月4日より施行され、「全国通訳案内士」となりました。日本政府観光局(JNTO)が実施しており、全国通訳案内士として必要な知識及び能力を有するかどうかを判定することを目的としています。
一口に「通訳」といっても、求められる知識は英語(外国語)だけに留まらず、日本の地理や歴史、産業・経済・政治や文化など、外国人観光客の関心が強い分野の知識も求められます。そのため、TOEICや英検の保有スコア・級によっては、英語の筆記試験が免除されますが、それ以外の勉強も十分に必要です。

<受験資格>
どなたでも受験することが可能です。

<合格率>
15.6%(平成29年度)

【参考および出展】https://www.jnto.go.jp/jpn/projects/visitor_support/interpreter_guide_exams/about.html

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更新:2018年5月9日

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